内容简介:
後嵯峨上皇の近臣葉室定嗣(1208~1272)の公事日記。寛元四年(1246)、定嗣三十九歳参議兼大蔵卿から四十一歳権中納言までの間が中心となる。僅かな期間であるが、奉行院司として後嵯峨院政開始期の政務の衝にあたり、関東申次事務のうち雑務を分掌するなど、朝幕の間にあって枢要な地位を占めている。また院を中心とする諸公事・行事が克明に記述されており貴重である。
目录:
1230(寛喜2)~1247(宝治元)
道家の息福王(法助)仁和寺道深法親王の許に出家
関白良実の罷免を関東に計り一決
関白交代の事情
道家自ら関白初任次第を作る
後嵯峨天皇御譲位次弟
剣璽渡御の行列図
西園寺実氏任太政大臣節会
関東申次(重事は九条道家、細事は高階経雅)
申次の事を関東に諮問す
宗尊親王着袴定
山門衆徒蜂起
執権北条経時卒去により関東騒動
道家保元以後の家領の伝領経緯を定嗣に語る
多武峯の墓鳴動す
京都大火
関東より頼経の近習に対する北条時頼の処置を報ず
道家邸付近の不穏は天狗の所為の風説
関東の使者安達泰盛頼経の上洛を報ず
八条院領伝領により邦子内親王沙汰す
興福寺衆徒蜂起
申次交迭(道家より西園寺実氏)
徳政興行
武士の洛中守護停止
未曽有の大雪
関東騒動以後実経解任運動起る
後嵯峨治世間に摂政の改任四度は希代の事なり
院評定所の人名を幕府に通達し諒承の返答あり
天変大流星